​ろう付とは

 ろう付の仕組み

ろう付とは、母材金属の溶解温度よりも低い融点を持つ金属、またはそれらの合金を「ろう」として使うもので、付けようとする部分にそれを溶かし毛細管現象によって浸透拡散させ冷却・凝固することによって母材同士を接合する方法です。

弊社では、無酸化雰囲気中でろう付をする「炉中ろう付」を行っています。

炉中ろう付けの長所としては以下の項目が挙げられます。

■母材をほとんど融解することがなく、変質を少なくすることができます

■ろう材の浸透により、複雑な形状の部品や多数箇所を接合する部品の同時接合が可能です

■仕上がりが美しく、量産に向いています

■接合部分の形状などによって最適接合条件下であれば、母材同等かそれ以上の接合強度を得ることが可能です
 

炉中でろう付する際は、炉内の雰囲気ガスとして

[水素ガス][DXガス]などの還元性ガスや、

[窒素ガス][アルゴンガス]などの不活性ガスを使用します。

DXガスは発熱型変成ガスとも呼ばれ、

プロパン・ブタンなどのガスを変成し作られます。

酸化鉄をDXガス中で加熱すると、

水素と一酸化炭素が酸化鉄と反応し還元反応が起こります。

酸化鉄から水素と一酸化炭素が酸素を奪い、

それぞれ水と二酸化炭素になり、酸化鉄は鉄に戻ります。

十分な還元雰囲気中で熱処理することにより、

濡れ性が良くなり良好なろう付等の加工が行えるだけでなく、

酸化による変色を防ぎ、輝きのある製品を生み出すことができます。

 ろう付強度について

ろう付したい母材に対して、適切な

「ろう材」「すきま管理」「継手形状」

を決定することにより、非常に強い接合強さを得ることができます。

母材より柔らかいろう材で接合し、図のように引張った場合、

ろうの横方向の収縮が硬い母材に阻止されるため、

接合部のろうには外側に引張られるような力(α1) が働きます(三軸応力状態)。

そのため、ろうは変形しにくくなり強度がますこととなります。

条件が揃えば、引張試験で母材破壊になるほどの結果が得られます。

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